日本の野草図鑑~懐かしい草花~

日本の野草図鑑~懐かしい草花~

自然育ちの私が好きな野草や花卉、野菜について語っています。

キク科

メランポジウム(キク科)

メランポジウムたくさん咲いていた。小さな向日葵のような黄色い花がかわいらしい。暑い夏でも元気で、痩せた土地でも良く育つ。名前は「黒」と「足」を意味するギリシャ語から来ているそうで、茎の根元が黒色であることから名付けられたそう。 ~こちらの記…

キバナコスモス(キク科)

キバナコスモスが咲き始めていた。キバナと付いているがきれいなオレンジ色をしている。コスモスと言えば秋のイメージが強い方もいるかもしれないが、夏咲き品種と秋咲き品種があり、特にキバナコスモスは耐暑性が強く夏に最盛期を迎える。場所によっては大…

ルリギク(キク科)

ストケシアとも。和名はシンプルで的を射たネーミングである。萼だけがトゲトゲしていてアザミにも似ている。花びらは細く繊細で中心の蘂の感じや色合いがとても美しい。ヤグルマギクにも少し似ている。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

ナツシロギク(キク科)

マトリカリアとも。カンシロギクに似た花だがその名の通り夏に花を咲かせる。ヨーロッパでは古くからハーブとして栽培されており、様々な薬効があるそう。写真の物は八重種で観賞用に改良されたものだろう。真っ白な花弁が夏に涼しげだ。 ~こちらの記事もお…

ヒヨドリバナ(キク科)

ヒヨドリバナが林道脇に咲いていた。名前はヒヨドリが鳴く頃に咲くことから。写真の物はまだ咲き始めだが、花からは白く細長い雌しべが伸びてかわいらしい。フジバカマと似ているが、フジバカマは葉に深い切れ込みがあり3つに分かれるのに対してヒヨドリバナ…

エキナセア(キク科)

ムラサキバレンギクとも。名前は花の形が纏の飾りの「馬簾」に似ていることから。鼻全体の形はキク科の典型的なものだが、中心部が針山のようになっており面白い。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

ノアザミ(キク科)

ノアザミの花が咲いていた。在来種のアザミで、外来種のアメリカオニアザミよりは刺々しさがなく穏やかな印象。花はキク科の特長を供えつつもよく見ると独特な花びらの形をしていて美しい。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

ニガナ(キク科)

ニガナの花がたくさん咲いていた。イワニガナより背が高く、花弁が少なくスッキリした印象である。均整の取れた美しさがある。沖縄料理で利用されるニガナとは別物だそう。その名の通り苦いらしい。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

イワニガナ(キク科)

地面を覆うように伸びて広がることからジシバリとも呼ばれる。オオジシバリより小さく葉は丸い。キク科だけにタンポポにも似ているがタンポポとはまた違った可愛さを感じる。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com ashito2.hatenadiary.com

ブタナ(キク科)

タンポポモドキとも。花だけ見ると確かにタンポポなど他のキク科植物と区別が難しいが、全体の草型は大きく異なりタンポポよりも花茎が非常に細長い。ブタナの和名はフランス語の俗名を和訳した「ブタのサラダ」に由来しているらしい。ハーブとして人間の食…

ヤグルマギク(キク科)

名前は花の形が矢車に似ていることから。ヤグルマソウとも呼ばれていたが、ユキノシタ科のヤグルマソウと紛らわしいため近年ではヤグルマギクと呼ばれる。花の形が他のキク科植物と比べて非常に特徴的で美しい。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenad…

オステオスペルマム(キク科)

人気の園芸花卉。キク科らしい花の形と鮮やかな色合いがかわいらしい。まだまだ蕾が上がってきており、しばらくは楽しめそうだ。花弁の外側が紫色で内側がピンクなので、花が開くと一気に明るく華やかに見える。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenad…

ヤブタビラコ(キク科)

前日の雨で植物体は汚れていたが、中心に黄色いきれいな小さい花を元気に咲かせていた。コオニタビラコかとも思ったが、生えていた場所や全草の形、花びらの数や形からしてヤブタビラコではないかと思う。葉が土で汚れている分中心の汚れていないきれいな花…

フキ(キク科)

葉(茎)や若い花芽(フキノトウ)が食用に用いられる。雄の株と雌の株があり、フキノトウは雌の株のみにできる。冬の間は1枚目の写真のように小さいが春になると2,3枚目のような大きな花を咲かせ、こんな所にもフキが生えていたのかと驚かされることもある…

マーガレット(キク科)

「マーガレット」が真珠を意味するそうで、白い花を思い浮かべる方も多いかもしれないが、今回見かけたのは薄いピンク色で可愛い印象。キク科らしいシンプルな形が可愛らしい。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

キンセンカ(キク科)

こちらも寒い時期から花で楽しませてくれるものの一つ。見た目も美しいが、実は食用にもされるそうで、ヨーロッパではハーブとして扱われているそう。また、薬用にもなるなど、様々な面で人間を助けてくれる植物である。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2…

センダングサ(キク科)

オナモミの近くにセンダングサも生えていた。これもいわゆる「ひっつき虫」の一種で、動物にくっついて種子を運んでもらうのである。コスモスの種にも似ているようだ。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

オナモミ(キク科)

草むらに、オナモミの実がたわわに実っていた。俗に「ひっつき虫」と呼ばれる物の一種で、動物にくっついて遠くまで実を運んでもらう。改めて見るとなんともトゲトゲしい。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

アメリカオニアザミ(キク科)

オニの名の通りアザミがかなりトゲトゲしく生えていた。アップで見てみるとまるで霜が降りたように細かいトゲが真っ白にびっしり生えている。 <5/14>アメリカオニアザミの花が咲いていた。葉と同様に花も蕾もトゲトゲしい印象だが、きれいな紫色とキク科ら…

ハルジオン(キク科)

以前ご紹介したとおりヒメジョオンと似ているが、花びらが細く、葉が茎に巻き付くように付いていることが特徴。上の写真の物は紫色が濃く、冬場で花をつけた雑草が少ない中で目立っていた。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

カンシロギク(キク科)

ノースポール、クリサンセマムの名でご存じの方も多いかもしれない。花はマーガレットによく似ており、純白の花弁と黄色い中心部のコントラストが美しい。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

イソギク(キク科)

磯菊の名の通り、海辺に自生する日本固有種の菊。よく見かける園芸品種の菊と比較すると花一つ一つは小さいが、小さい花がまとまって咲く姿は花束のようで可愛らしい。地下茎で横に広がる。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

ガザニア(キク科)

公園などで見かける。曇っていたので閉じ気味だが、天気が良いと元気良く開く。写真は白色だが他にもカラフルな色合いのものがあり、鮮やかで美しい。 〈5/4追記〉黄色いガザニアを見かけた。品種はわからないが、色や模様が異なるだけでまた違った美しさが…

アレチノギク(キク科)

その名の通り荒れ地などによく見られる繁殖力の強い雑草。写真は蕾だが、咲いても壺状の形をしており花弁は目立たない。種は綿毛をたくさんつける。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

ノゲシ(キク科)

ケシと名は付くがケシとは全く別の種で、葉がケシに似ていることから名付けられたそう。花はタンポポに似ており種も綿毛である。中空で高くトウが立つため、子供の頃はよく棒などで切って遊んでいた。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

ヒメジョオン(キク科)

よくハルジオンと間違われるが、葉の根本が茎に抱きつくように付いているのがハルジオンで、写真のように茎からすっと葉が出ているのがヒメジョオンである。その他様々な見分け方(茎が中空かなど)があるためぜひ一度比較してみていただきたい。 ~こちらの…

ガーベラ(キク科)

人気の花卉で、多くの品種が開発されている。細長い茎があるため切り花として利用されることも多い。派手で長い周縁の花弁も美しいし、中心部の細かい模様も引き込まれる。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

チチコグサモドキ(キク科)

春の七草の「ごぎょう」であるハハコグサに似たチチコグサに似ていることから名づけられた。ハハコグサより白いふわふわが少なく、花も黄色くないのが特徴。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

オニタビラコ(キク科)

春の七草・ホトケノザとして知られるのは、こちらの近縁種であるコオニタビラコ。ロゼット葉の中心に細長い花芽が伸び、先端にタンポポのような花をつける。オニはタビラコより大きいという意味だが、コオニタビラコはオニタビラコより小さいという意味でつ…

ヨモギ(キク科)

最も食べたことのある人の多い雑草かもしれない。よもぎ団子などおいしい。薬用効果もあり漢方の原料としても使われるそう。昔に比べるとあまり見かけなくなった。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com