バラ科
シモツケに似た白い花が房状になって咲いていた。ニワナナカマドというナナカマドの仲間らしい(もしかするとホザキナナカマドかもしれない)。真っ白な花がまとまって咲いた姿はなんとも美しい。ナナカマドは7回竈にくべても燃え残るほど燃えづらい木という…
キイチゴの実を見つけた。カジイチゴといい、クワ科のカジノキに葉が似ていることから名付けられたそう。ほとんど棘もなく育てやすく、味もキイチゴの中ではおいしい方らしく庭に植えられる場合もある。しかしながら地下茎でどんどん増えるため植える際には…
ピラカンサがものすごい数の花を咲かせていた。ここまで大量の花が一斉に咲くと見ごたえがある。一つ一つの花もよく見るとかわいらしい。これらの花のほとんどが赤い実になると思うととてつもない量だ(また見に来よう)。ピラカンサは以前ご紹介したトキワ…
公園のオオカナメモチが満開を迎え、きれいな花を咲かせていた。カナメモチは別名アカメモチとも呼ばれ、新芽が赤くきれいであるためレッドロビンという品種が生垣によく植えられているが、本種はレッドロビンの片親だそう。ちなみにカナメモチの名前は扇な…
ジューンベリーの白いかわいらしい花が咲いていた。和名はアメリカザイフリボクというらしい(サイフリボクは花を采配に見立てたらしい)。ジューンベリーの名の通り6月に赤い実をつけ食用になる。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com
水辺にナガボノシロワレモコウが咲いていた。近くには赤みがかったものも咲いていて(写真3枚目)、こちらはナガボノアカワレモコウと思われる。その名の通りワレモコウよりも花が細長いのが特徴。遠くで見ても近くで見てもかわいらしい。 ~こちらの記事も…
小さな黄色い花が咲いていた。キンミズヒキに似ているが花がまばらで花弁は細長く、雄蕊が少ないことからヒメキンミズヒキだと思われる。花がたくさん連なったキンミズヒキも美しいが、こちらはまた違った健気さがありかわいらしい。 ~こちらの記事もおすす…
冬に山に入ると見かける冬の味覚。食べると野性味があるが美味しい。鈴生りになっていることもあり見つけると嬉しくなる。冬は山の食料も少なくなるため動物たちもフユイチゴを狙っており、人間と競争になる。草本のようだが他のイチゴ類と同様に木本である…
ちょっと変わった花が咲いていた。ワレモコウというバラ科の植物で、名前の由来ははっきりしないそう。日当たりの良い草地に生える。バラ科には見えないが花は独特でかわいらしい。根は生薬になる。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com
暗い竹林にダイコンソウのきれいな黄色い花が咲いていた。名前は葉の付き方が大根に似ていることから。良く似たものにオオダイコンソウがあるが葉の形が異なる。ダイコンと付いているがアブラナかではなくバラ科の野草である。 ~こちらの記事もおすすめ~ a…
きれいな黄色い花が咲いていた。名前は黄色い花の色とタデ科のミズヒキのように細長い花穂から付いたものらしいが、こちらはバラ科でタデ科のミズヒキとは全く別の植物である。ちなみにギンミズヒキというものもあり、こちらはタデ科のミズヒキの白花品種を…
ヤマブキが藪の中で異彩を放っていた。葉や花はバラ科らしくキイチゴなどに似ている。そしてなんと言っても鮮やかな花色。山吹色にふさわしい美しさである。万葉集にも詠まれるなど古くから人々の目を楽しませており、春の季語にもなっている。 <7/1追記>…
プルーンの一種。この段階だと区別が難しい。周辺には梅や桃など様々なバラか果樹が植えられており、春先はきれいな花を見せてくれていたが、緑が生い茂った中に実が付いている姿も夏らしくて好きだ。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.comas…
イチゴの中ではあまり目立たない花を咲かせる。実はイチゴそのもので、ジャムなどにして食用にできる。苗代は田んぼに植える稲の苗を育てる狭い田のことで春(4月頃)を指し、その頃に咲くことから名付けられたそう。 <24年7月16日追記> ナワシロイチゴの…
花が咲いている頃は、ちょっと変わった花の梅という印象だったが、実を見るととても変わっている。名前は清楚な花であり茶庭に植えられることが多いことから千利休にちなんでいるらしい。バラ科ではあるがウメとはちょっと遠縁らしい。 ~こちらの記事もおす…
ヤエコデマリの近くに同じく八重の白い花が咲いていた。調べてみるとシジミバナと言うらしい。花の形がシジミに似ている?ことから名付けられたそう。こちらもやや終わりかけではあったが。小さく密度の高い花が枝にたくさん付いている様子は美しい。来年は…
その名の通りコデマリの八重種。コデマリ自体花が集まっているので密集した印象だが、さらにその一つ一つの花が八重のため非常に密度が高く正に鞠のようだ。若干終わりかけだったが存在感を示していた。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com
カザンデマリかも知れない。タチバナモドキなども合わせた総称としてピラカンサと呼ばれることもある。秋には赤い実をたくさんつけ、そちらでも目を楽しませてくれる。冬の初めの頃は鳥に食べられず残っているためあまり美味しくないのかもしれないが、冬の…
コデマリの花が開花し始めた。花はユキヤナギに少し似ているが、ユキヤナギがヤナギのように枝に沿って細長く咲くのに対して、コデマリはその名の通り手毬のように丸く集合して花をつける。純白の白い花が丸く集まって咲く様子はユキヤナギとはまた違った美…
匍匐性の植物に小さい花が咲いていた。花だけ見ると同じバラ科のシャリンバイにも似ている。花も小さくてかわいらしいが、紅葉や赤い実も美しく1年を通して楽しませてくれる植物である。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com
モッコウバラが見頃だ。写真の通り淡い黄色の花が大量に付いており、遠くから見ても圧巻だ。バラの中では珍しく棘が無いため扱いやすく、生長も早いため庭園などに好まれるが、きちんと管理しないと繁茂しすぎるため注意が必要。 ~こちらの記事もおすすめ~…
春には白い花が咲き美味しい実がなる。しかしながら繁殖力が強く、棘も多いため厄介な雑草の一つでもある。正確には草本ではなく木本に分類される。 <4/23追記>白くて大きいきれいな花が咲いていた。イチゴらしいかわいらしい花だ。付近には実も付いており…
桜が散りゆく中ハナモモが満開を迎えていた。花びらは細長く八重で、菊桃と呼ばれるハナモモのようだ。普通のハナモモとはまた違ったかわいらしさがある。桜と同じく青空との相性は抜群だ。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com
日向にヘビイチゴがたくさん咲いていた。先日ご紹介したミツバツチグリと比較すると、花弁が離れており間から尖った萼が顔を覗かせている。実は特に毒などは無いが美味しくは無い。小さい頃は普通のイチゴと思って喜んで食べていたことを思い出す。 ~こちら…
ニガイチゴがたくさん花を咲かせていた。代表的なキイチゴの一つでモミジイチゴとは花が上を向いて咲いていることなどから見分けられる。実は甘く美味しいが、核の部分が苦いためニガイチゴの名が付いたそう。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadia…
モモの花が咲いていた。周囲にはアンズがたくさん植わっておりそちらはもう花が終わってしまっていたが、モモはギリギリ花を見ることができた。葉と花が同時に出ること、花弁の先が尖っていることがウメやアンズとの見分けるポイントだそう(写真は分かりづ…
ヤナギとシダレザクラが共に花を咲かせていた。桜のピンクと柳の緑のコントラストがきれいだ。どちらも細長い枝が垂れ下がっている様子が絶妙に美しかった。足下には先日の雨で落ちた柳の花がまとまっており、一瞬ぎょっとした。 ~こちらの記事もおすすめ~…
いよいよソメイヨシノが開花した。まだ1~2分咲き位なので来週末が見頃か。今の季節は色々な種類の桜に出会えて楽しい。ソメイヨシノを撮影した公園では他にもオオシマザクラや冬桜(3枚目の写真)などが咲いており、季節の移り変わりを感じる。 <4/2追記>…
紅白のボケがきれいな花を咲かせていた。ボケとはひどい響きの名だが、花はそんな名前の植物とは思えないほど美しい。花だけアップで見ると同じバラ科のウメにも似ている。枝にはトゲがある場合も多いため注意が必要。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.h…
ヘビイチゴだと思って一度投稿してしまったが、M_majipanさんの記事を見て「もしかして…」と思って調べてみると、どうやらミツバツチグリのようだ。花弁同士の隙間が少なかったり葉の先が尖っていることからヘビイチゴではなくミツバツチグリではないかと思…