日本の野草図鑑~懐かしい草花~

日本の植物図鑑~懐かしい草花~

田舎育ちの私が身近で見かけた草花や木花、野菜などについて紹介しています。

スイカズラ科

セイヨウマツムシソウ(スイカズラ科、マツムシソウ科)

路肩の花壇にかわいらしい花を見かけた。マツムシソウの園芸品種でスカビオサとも呼ばれているらしい。近くで見ると小さな花がたくさん集まって一つの花を形成しておりタンポポのようだ。日本の固有種であるマツムシソウはマツムシが鳴く頃(8~9月頃)に花…

オトコエシ(オミナエシ科、スイカズラ科)

純白のオトコエシが咲いていた。名前は秋の七草オミナエシよりも逞しい姿に由来する。花の形はオミナエシと同じで近くで見るととてもかわいい。まだまだ暑いが少し秋の訪れを感じる。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

ソクズ(スイカズラ科)

ソクズの見事な花と実を同時に見ることができた。小さな花は拡大してみるととてもかわいい。白い花に混じる黄色いものは蜜壺と呼ばれ、個々の花ではなくここに蜜をためるという面白い構造をしている。別名クサニワトコといい、薬草としても用いられる。名前…

ハナツクバネウツギ(スイカズラ科)

アベリアとも。暑さや刈り込みに強いため生け垣として良く植えられており、この時期各地で花を咲かせている。以前ご紹介したツクバネウツギと同様に赤い萼が羽根つきのハネのようになっているが、ツクバネウツギよりもかなり花が小さい。近くを通ると香りが…

スイカズラ(スイカズラ科)

スイカズラの花があちこちで咲いている。とても良い香りがする花で、辺りにはさわやかに香りが漂っていた。他の記事でご紹介したようにウツギと名が付くものにはスイカズラ科のものも多い。咲いたばかり頃は真っ白だが徐々に黄色へと色変わりしていく。 ~こ…

オオベニウツギ(スイカズラ科)

木全体に赤い花がたくさん付いていた。見た目の通りオオベニウツギと言い、スイカズラ科の方のウツギの一つ。美しい赤色が遠くからでも目にとまる。この時期は様々なウツギが目を楽しませてくれている。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

ツクバネウツギ(スイカズラ科)

他のウツギと同様空洞の茎を持つ。名前は萼(写真中の赤い部分)が実について羽のようになり、羽根つきのハネに形が似ていることから名付けられたそう。外側は真っ白だが内側に黄色い模様がありのぞき込むとまた違った印象を受ける。 ~こちらの記事もおすす…

タニウツギ(スイカズラ科)

茎が空洞になることから「空木(うつぎ)」とついているが、以前ご紹介したアジサイ科のヒメウツギとは全く異なる植物。茎が空洞になる現象は植物ではよく見られるため紛らわしいネーミングになったと思われる。同じスイカズラ科のニシキウツギやハコネウツ…

ゴマギ(スイカズラ科、レンプクソウ科)

名前は葉や茎と傷つけるとゴマに似た香りがすることから。川沿いなど湿ったところを好み、写真の物も小川の隣に生えていた。小さいな花は近くで見るとかわいらしい。夏には赤い実をつける。 <9/4>ゴマギの赤い実が生っていた。ヤブ蚊が飛び交う中でうまく…

ノヂシャ(スイカズラ科、オミナエシ科)

道端に小さくて可愛い花が咲いていた。一瞬キュウリグサかとも思ったが枝や花の感じが異なるのでとりあえずパシャリ。後で調べてみるとノヂシャという植物だそう。キュウリグサに似ていると思ったがムラサキ科の植物ではなかった。欧米では若葉をサラダにし…