日本の野草図鑑~懐かしい草花~

日本の野草図鑑~懐かしい草花~

自然育ちの私が好きな野草や花卉、野菜について語っています。

2022-03-27から1日間の記事一覧

フキ(キク科)

葉(茎)や若い花芽(フキノトウ)が食用に用いられる。雄の株と雌の株があり、フキノトウは雌の株のみにできる。冬の間は1枚目の写真のように小さいが春になると2,3枚目のような大きな花を咲かせ、こんな所にもフキが生えていたのかと驚かされることもある…

アセビ(ツツジ科)

正確にはアセビの近縁種かもしれない。アセビは漢字で馬酔木と書くように、葉には毒があり馬が食べるとふらつくとも言われている。シカも食べないため、動物による食害の激しい山ではアセビが目立つらしい。園芸種もあり広く栽培されている。 <3/11追記>ア…

ハクモクレン(モクレン科)

ハクモクレンの蕾がほころびかけていた。毛で覆われた蕾はコブシと似ているが、大きさ的にハクモクレンだと思われる。寒さから身を守るために固く閉じた蕾緩み、今月末には大きくて白い美しい花をたくさん咲かせてくれることだろう。 〈3/20追記〉別の場所で…

アネモネ(キンポウゲ科)

アネモネの蕾が上がってきていた。アネモネは地下茎の一種の塊茎と呼ばれる球根のような物でどんどん増え、植えていないところからも顔を出したりする。茂った葉の根元からフック状の蕾がどんどん上がってくるのを見つけるとちょっとうれしい気持ちになる。 …

ネモフィラ(ムラサキ科)

花壇にネモフィラがたくさん植えられていた。まだ葉のみで全く花の気配はないが、1か月後くらいには一面きれいな花を咲かせていることだろう。 <3/27追記>一面満開とはなっていなかったが、ネモフィラがチラホラと花を咲かせていた。透き通るような青色と…

レンギョウ(モクセイ科)

レンギョウが黄色い目立つ花をたくさん咲かせていた。シナレンギョウだろうか。花の色は派手な黄色だが、どの花も下を向いて咲いており控えめな様子。覗いてみると内側まで全て真っ黄色だ。ユキヤナギとの共演も見られ、コントラストがキレイだった。 ~こち…

ユキヤナギ(バラ科)

ユキヤナギの花が数輪だけ咲いていた。数輪だけだとただの小さくて可愛い白い花だが、細長い枝に付いた無数の蕾が一斉に開花すると、正に雪のように白い柳のように圧巻の美しい姿となる。他の蕾も大きく膨らんでいることから、そういった姿も近々見られるだ…