日本の野草図鑑~懐かしい草花~

日本の植物図鑑~懐かしい草花~

田舎育ちの私が身近で見かけた草花や木花、野菜などについて紹介しています。

ミカン科

ハッサク(ミカン科)

ハッサクの花が咲いていた。近所にはハッサクをはじめ柑橘の木を植えているお宅が多くあるが、収穫せず実が残り花と実が両方ついている木も割と多く見かける。柑橘の花はどれも似ているが、肉厚の花弁の重厚感と整った形が美しい。 ~こちらの記事もおすすめ…

マツカゼソウ(ミカン科)

変わった葉の草に小さなかわいらしい花が咲いていた。マツカゼソウというらしく意外にもミカン科とのこと。意外なのも当然で日本ではミカン科唯一の草本らしい。花は真ん中に丸い子房?があるのが特徴的だ。名前の由来は定かではないが風に揺れる姿を見立て…

サンショウ(ミカン科)

サンショウの木が茂っていた。葉を擦ると良いにおいがする。花は見逃してしまったが小さな実がたくさん生っていた。拡大すると表面がつぶつぶしておりミカンに似ている。枝にはアワフキムシが巣を作っていた。 <10/15追記> 山椒の実が赤く染まっていた。緑…

ゲッキツ(ミカン科)

ゲッキツが実と共に花を咲かせていた。ミカン科らしい厚みのある白い花びらが美しい。漢字では「月橘」と書き、月夜に良く香るためらしいが真偽の程は定かではない。実はハダカホオズキのようにも小さなレモンのようにも見える。 ~こちらの記事もおすすめ~…

スキミア(ミカン科)

赤く丸い物が密集しており、実かと思ったがスキミアの蕾だった。後日見に行くときれいな花を咲かせていた。ジンチョウゲのように蕾は赤いが咲くと白い花になる。ミカン科という点も驚きだが、花の形は確かに似ているかもしれない。 ~こちらの記事もおすすめ…

コクサギ(ミカン科)

何の実だろうかと思ったらコクサギの実とのこと。 「コクサギ型葉序」という葉が左右交互に2枚ずつ付く特殊な葉の付き方をするそう。クサギ(シソ科)の様な臭いがあることから名付けられたそうだが、コクサギはミカン科で全く別の植物である。 <5/5追記>…