日本の野草図鑑~懐かしい草花~

日本の植物図鑑~懐かしい草花~

田舎育ちの私が身近で見かけた草花や木花、野菜などについて紹介しています。

ヒユ科

スベリヒユ(ヒユ科)

駐車場でスベリヒユが小さな黄色いかわいらしい花をたくさん咲かせていた。園芸品種のハナスベリヒユ(ポーチュラカ)と比較すると華やかさはないが、野性味があって愛らしい。畑や花壇などでよくみられる雑草の一種だが、食べられる野草としても有名。東北…

ホウキギ(ヒユ科)

コキアとも。赤く色づいた姿がなんとも美しい。名前は乾燥した茎を箒に使うことから。紅葉が美しい印象が強いが、実は食用にもなるそうで秋田では郷土料理・とんぶりとして食されているらしい(観賞用品種と食用品種がある)。また、実は薬用にもなるそうで…

ヒカゲイノコヅチ(ヒユ科)

名前は茎の節が猪子の膝のように膨らみそれを槌に見立てたことから。日陰に生えるヒカゲイノコヅチと日向に生えるヒナタイノコヅチがある。薬用や食用に用いられたこともあるそう。地味な花だが暗い林床に長い花穂が目立っていた。 ~こちらの記事もおすすめ…

ケイトウ(ヒユ科)

こぼれ種と思われるケイトウが見頃を迎えていた。名前は花が鶏の頭に付いている鶏冠に似ていることから。写真の物はそれほど鶏冠に似ていないが、品種によっては鶏冠にそっくりな花を咲かせる。暑い夏でも元気に咲き続け、日本の夏を代表する花の一つである…

センニチコウ(ヒユ科)

鉢植えのセンニチコウが見頃だ。名前は百日紅と呼ばれるサルスベリよりも更に花期が長いことから。花はカサカサに渇いており、ドライフラワーのようになっており、非常に長い期間色褪せること無く楽しむことができる。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.h…