日本の野草図鑑~懐かしい草花~

日本の植物図鑑~懐かしい草花~

田舎育ちの私が身近で見かけた草花や木花、野菜などについて紹介しています。

カヤツリグサ科

ハマスゲ(カヤツリグサ科)

ハマスゲがいい感じに咲いていたので思わず写真を撮った。地味な雑草だが、割れたスミレの実のような特徴的な花穂はよく目に留まる。海岸などに多いことから名付けられたそうだが、海岸以外にもよく生えている。非常に厄介で除草が大変な雑草の一つだが、香…

アブラガヤ(カヤツリグサ科)

湿地にガマと混じってアブラガヤが穂を伸ばしていた。名前は穂が油光していたり油臭かったりすることに由来するそう。写真は花が咲き終わった後の実と思われるが細かい毛で覆われた変わった見た目をしていた。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadia…

カサスゲ(カヤツリグサ科)

面白い形の草を見かけた。花の形からスゲの仲間だと思ったがカサスゲというそう。名前は笠を作るのに使われたことから。一番上の黄色い花が雄花で、その下に付いた白い花が雌花だそう。一つの花茎に雄花と雌花の両方が同時に咲いており、二つ合わさってとて…

カンスゲ(カヤツリグサ科)

細長い花茎の先端にモコモコした花が付いていた。色はなく地味な花だが形などはスタイリッシュで魅力的だ。スゲ(菅)は笠や蓑など古くから人間に利用されてきた植物だが、利用されなくなった今でもこうして花で私たちを楽しませてくれている。 ~こちらの記…