2025-05-01から1ヶ月間の記事一覧
近所の軒先で、シンビジウムが美しい花を咲かせていた。ランの花はやはり他の花とは一線を画する存在感・艶やかさを感じる。胡蝶蘭と花は似ているが、寒さに強く育てやすいため割と放っておいても花を咲かせることがある。蕾の根元に蜜を出す花外蜜腺があり…
まるで黄色いタンポポの綿毛のような花が咲いていた。近づいて見てみるとキク科の花によくあるように小さい花が集まってできているようだ。まるで作り物のような花だが、クラスペディアというキク科の花らしい。イエローボール、ゴールドスティック、ドラム…
道端に白い舌状花を持つキク科の雑草を見つけた。ハキダメギクを大きくしたような花だ。舌状花以外の真ん中の花はセンダングサに似ており、おそらくシロバナセンダングサあるいはアイノコセンダングサかと思われる。コセンダングサの変種らしい。白い舌状花…
近所にキンレンカが植えられていた。ナスタチウム、ノウゼンハレンとも。目の覚めるようなきれいなオレンジ色の大きな花弁が美しい。名前は花の色とハスのような形の葉に由来する。個人的にはちょっと意外だが花や葉、種などが食用になるらしい。昔はよく見…
白いナデシコ科らしい花を咲かせた植物があった。オノエマンテマやカーペットカスミソウと呼ばれるものと思われ、その名の通り地を這うように伸びていた。花はカスミソウと比較すると大きめで見ごたえがある。白い花弁に入った赤紫の線がかわいらしい。 ~こ…
近所の藪に野生化したウキツリボクの花が咲いていた。チロリアンランプ、アブチロンとも呼ばれるそう。袋状の萼はホオズキにも似ている。赤い萼と黄色い花弁のコントラストが美しく、薄暗い藪でも目立っていた。和名は見た目の通り花が茎に釣られて浮いてい…
道端に猫じゃらしのような、しかしもっと質感がもさもさしていそうな植物の花が咲いていた。ミノボロモドキと呼ばれるイネ科の雑草のようで、世界中に広く分布している(日本では外来種)。名前は同じイネ科で、破れた蓑に見立てて名づけられたミノボロとい…
ピンクあるいは紫のカスミソウが満開だった。遠くから見てもきれいだし、近づいて一輪一輪見ても繊細な形をしていてかわいらしい。カスミソウというと個人的には花束に使われるような白色のイメージがあったが、色が違うと印象が異なり、主張が強く主役にな…
別の花壇に、また雰囲気の違ったゼラニウムが咲いていた。アップルゼラニウムと呼ばれる品種だろうか。真っ白で少しほっそりとした花弁がユキノシタのようで美しい。その名の通り、葉はリンゴに似た香りを持つらしい。ハーブとして食用にも用いられる。 ~こ…
花壇にゼラニウムの仲間が咲いていた。ぺラルゴニウムと呼ばれるものだろうか。花の中心にあるパンジーのようなブロッチ(斑紋)が特徴的でかわいらしい。本来、ペラルゴニウムとゼラニウムは同じものを指すようだが、品種によって使分けられているようだ。 …
花壇にネギのようなの花が咲いていた。アリウムの一種で、アリウム・ロゼウムという品種ではないかと思う。淡いピンク色の花弁がかわいらしい。ハタケニラに似ているが、アリウム・ロゼウムは種を付けずムカゴで増え、葉をちぎるとネギのような匂いがあるそ…
変わった形・色の花が咲いていた。花自体は決して派手ではないが、茎の紫の色合いや花弁の淵の紫色がかっこいい。パイナップル科の植物だそうで、言われてみればだが花はパイナップルに似ていなくもない。観賞用に栽培され、乾燥に強く鉢植えで育てることが…
近くの集合住宅の生け垣にピンクの黄色い花がたくさん咲いていた。シャリンバイのようだが、ピンク色なのでベニバナシャリンバイという品種だろう。白いシャリンバイもきれいだが、(梅というよりは)桜のようなきれいなピンク色の花が一斉に咲いていてとて…
ベニシジミがフランスギクの蜜を一生懸命に吸っていた。フランスではマーガレットと呼ばれるそうだが、日本で一般にマーガレットと呼ばれるモクシュンギクとは別物だ。本種とハマギクの交配種であるシャスターデイジーとも似ているが、葉の様子が異なる。 〜…
ウシハコベがひっそりと花を咲かせていた。とても小さい花だがナデシコ科らしい形でとてもかわいらしい。ハコベ(コハコベ)は花柱(真ん中のめしべ)の数が3つなのに対して、ウシハコベは5つであることから見分けられる。ハコベの中でも大型であることから…