2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧
オオガハスが見頃を迎えていた。大きなピンク色の花がとてもきれいだ。オオガハスは千葉市の遺跡から発見された2000年以上前のものと推定される太古のハスだそうで、千葉市の花・千葉県の天然記念物に指定されている。何千年も前の種が発芽して花を咲か…
6月上旬小石川植物園にて。ボダイジュがたくさんの花を咲かせていた。見上げると黄色の花がたくさん下を向いていてかわいらしかった。ボダイジュといえばその木の下でお釈迦様が悟りを開いたという話をよく聞くが、実はこれはインドボダイジュ(クワ科)のこ…
6月上旬小石川植物園にて。鮮やかな濃い黄色い花が咲いていた。ホソバノキリンソウというベンケイソウ科の植物で、言われてみると花の形がマンネングサなどに似ている。キリンソウの名前は、伝説上の生物である麒麟に見立てた説や、黄色い花が輪になって咲く…
道路わきに生い茂った蔓性の植物に赤い花が咲いていた。花は同じハマミズナ科の小さなマツバギクのようでかわいらしく、多肉質の肉厚な葉が雨に濡れてきれいだった。ベビーサンローズとも呼ばれ、わずかなスペースでもよく育つ。名前は花がきれいなツルナの…
6月上旬小石川植物園にて。ハアザミの大きな花が咲いていた。圧倒的な存在感と特徴的な形の花がきれいだ。葉にアザミのように棘があることから名付けられたそうだが、キク科のアザミとは全く異なる植物だ。アカンサスとも呼ばれ、その花のきれいさから園芸目…
6月上旬小石川植物園にて。色鮮やかなベニバナが咲いていた。アザミに似た花だが赤系の色が鮮やかできれいだ。花の色はもともと黄色だが、受粉すると赤くなるそうで面白い(オレンジの花は変化の途中だろうか)。染料や油の原料となるほか生薬の原料にも利用…
〇オクラ(播種後3か月) 蕾からアオイ科らしいかわいらしい花が咲いた。咲くのは午前中の短い時間だけですぐにしぼんでしまった。翌日には小さなオクラが伸びてきていた。植物体が小さいので実もあまり大きくならないだろうが、柔らかいうちに収穫していき…
6月上旬小石川植物園にて。大きなナギナタソウが生えていた。図体が大きいわりに花は小さく控えめだ。雌雄異株で写真は雄株のようだ。名前の由来は不明だそうだが、葉や植物体の形を薙刀に見立てたのだろうか。ナギナタソウ科は3属4種の小さなグループで、ナ…
6月上旬小石川植物園にて。赤く丸い花が房状についていた。蕾のように見えるが花弁が肥大して種子状の果実を包み込んだ偽核果と呼ばれるものらしい。名前の通り毒があり、Wikipediaによるとトリカブト・ドクゼリと並んで日本三大有毒植物に数えられるそう。…
幹線道路沿いにトウネズミモチが咲いていた。一斉に咲いた花は圧巻でとてもきれいだ。ネズミモチに似ているが、最後の写真のように葉を日に透かすと葉脈が透けて見えるのが特長だそう。大気汚染に強く、戦後の都市開発の際に道路沿いの多く植えられたそう。 …
6月上旬小石川植物園にて。小さな紫色の花が咲いていた。ナンテンハギというそうで、名前は葉がナンテンに似ていることに由来するそう。マメ科らしい形の藤色の花がかわいらしい。新芽は「あずき菜」と呼ばれ、ほのかに小豆のような香りがする山菜として食べ…
6月上旬小石川植物園にて。マツバウンランにも似た細長い花穂に花が咲いていた。クマツヅラ科の科の名前にもなっている植物で、小さな花は他のクマツヅラ科の植物と形がそっくりでかわいらしい。名前の由来は諸説あり、長い花穂を馬を打つ鞭に見立てて「馬鞭…
ヤナギハナガサの花がアレチハナガサに混じってあちこちで咲いている。アレチハナガサよりも一つの穂に咲いている花の数が多く華やかでかわいらしい印象。名前の通りヤナギのような細長い葉をしている。別名で三尺バーベナと呼ばれるだけあって草丈が大きい…
6月上旬小石川植物園にて。ハルウコンとも。鮮やかなピンク色だが見えている部分は苞葉で、この付け根から小さい黄色い花を咲かせるそう。生薬の原料に用いられるが、花もきれいで観賞用の品種もある。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com …
6月上旬小石川植物園にて。この日の目当ての一つだがほぼ咲き終わっていた。某少女を連想されるクララという名前は、根がとても苦く目が眩むことから名付けられたそう。とても苦いが使い方次第では薬にもなり、生薬の原料として重宝されている。 ~こちらの…
6月上旬小石川植物園にて。これまたガクアジサイのような花が咲いていた。上から見るとガクアジサイのように平面的な花に見えるが、3枚目の写真のように実は円錐型の花をしているので、花の雰囲気はガクアジサイとことなりカシワバアジサイに似たような感じ…
6月上旬小石川植物園にて。ガクアジサイのような花が咲いていた。イワガラミという蔓性の植物で、蔓から出た気根が岩や木に絡まりながら伸びていくことから名付けられたそう。ツルアジサイに似ているが、周りの白い装飾花がイワガラミの場合は一枚の萼片でで…
6月上旬小石川植物園にて。アマチャが咲いていた。ヤマアジサイくらいの小さな花がかわいらしい。ヤマアジサイの変種とされ、葉を乾燥させてお茶にすると甘いことから甘茶と名付けられたそう。生の葉が甘いわけではなく発酵・乾燥させることで初めて甘くなる…
6月上旬小石川植物園にて。数メートルにもなる巨大な外観だが、木ではなく一応多年草に分類される(ショウガ目に属する)。外観はバナナとほぼ同じで、花や実もバナナとそっくりであるが、実は食用には向かないそう。大きな花の中に小さいな花がたくさん詰ま…
〇オクラ(播種後2か月半) ほとんどの株に蕾が付いたが全体的に植物体が小さい。小さくするために過密に植えてはいるがそれにしても小さすぎる。おそらく播種が早すぎたことが原因か。今後に期待。 〇ピーマン(緑・赤) 何度かアブラムシの大量発生があっ…
カンパニュラ・ラプンクロイデスとも。道路沿いのお宅の庭にたくさん咲いていた。小型のホタルブクロのようでとてもかわいらしい。名前の通り竿のような長い茎にたくさんの蕾をつけており、ホタルブクロよりも華やかなイメージだ。ホタルブクロ同様根茎で増…
マサキの花がたくさん咲いていた。緑色なのであまり目立たないが、花の形はかわいらしい。名前は常緑であるため正青木からきている説があるそう。秋にはニシキギ科らしい赤い実をつける。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com
花壇のアジサイがきれいに咲いていた。周りのがく片(装飾花)が真ん中の花を盛り立てておりかわいらしい。ミツバチも寄ってきていた。ガクアジサイかと思ったが、葉に光沢が無く少し様子が異なる。ヤマアジサイかエゾアジサイかと思うが、花の大きさなどか…
白いもじゃもじゃを付けた木を見かけた。いったい何だろうかと思ったが、メラレウカ(ティーツリーとも)という植物の花が終わったもののようだ(たぶん)。初夏に白いふわふわなブラシノキに似たような花を咲かせるらしい。今年は見頃で見ることはできなか…
ヤロウ、アキレアとも。小さな花がたくさん固まって咲いていた。ランタナのようにも見える。名前の通り、細長い葉には切れ込みがたくさんありノコギリのような形をしているのが特徴。花がかわいらしいだけでなく薬効もあり、近縁種のセイヨウノコギリソウは…
セイヨウヒルガオとも。花壇の草陰からひょこっと顔を出していた。ヒルガオに似た薄く繊細な花弁がかわいらしい。(写真にはほとんど映っていないが)葉の感じと合わせるとナス科のペチュニアの一種にも見える。一年草のものと多年草のものがあり、グランド…
オダマキにも似たかわいらしい花が花壇に咲いていた。濃い青色もとてもキレイだ。ヒエンソウ(飛燕草)もしくはチドリソウ(千鳥草)というらしく、正に鳥が飛んでいるような形の花をしている。アカバナ科のハクチョウソウにもどこか花の雰囲気が似ているよ…
シモツケに似た白い花が房状になって咲いていた。ニワナナカマドというナナカマドの仲間らしい(もしかするとホザキナナカマドかもしれない)。真っ白な花がまとまって咲いた姿はなんとも美しい。ナナカマドは7回竈にくべても燃え残るほど燃えづらい木という…
緑生い茂る草むらにかわいらしい小さな花が咲いていた。ハコベホオズキといい、葉がハコベに似たナス科の雑草で、蔓をどんどん伸ばしてあたり一面を覆っていた。小石川植物園で栽培していたものが野生化したらしい。花は小さく下を向いているため目立たない…
6月に入り、公園のサンゴジュの花が咲き始めた。たくさん花を咲かせていると思っていたが、近づくとまだほとんど蕾だった。名前は夏の終わりから秋ごろにできる実が真っ赤で、ヘタまで赤い様子をサンゴに見立てたもの。おいしそうな赤色でガマズミの仲間なの…