日本の野草図鑑~懐かしい草花~

日本の野草図鑑~懐かしい草花~

自然育ちの私が好きな野草や花卉、野菜について語っています。

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

タブノキ(クスノキ科)

街路樹のタブノキが花を咲かせていた。花が小さく緑色のため、普段は見逃してしまっているが、意外とかわいらしい花を咲かせている。この時期は花卉もたくさん花を咲かせていてそちらに目が行ってしまいがちだが、実は多くの木々も新芽や花を咲かせており魅…

オステオスペルマム(キク科)

人気の園芸花卉。キク科らしい花の形と鮮やかな色合いがかわいらしい。まだまだ蕾が上がってきており、しばらくは楽しめそうだ。花弁の外側が紫色で内側がピンクなので、花が開くと一気に明るく華やかに見える。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenad…

きのこ農家への道 part21

発生からおよそ1ヶ月。白キクラゲがようやく収穫サイズに達した。黒キクラゲの方が先に発生したが、白の方が生長が早いようだ(水やりの具合のせい?)触るとぷるぷるで軟らかく美味しそうだ。 発生から26日目 発生から20日目 発生直後 ハウス内温度22.0℃、…

ユーフォルビア・シルバースワン(トウダイグサ科)

葉の縁が白く縁取られておりきれいだ。シルバースワンの名の通り、細長い枝と白く美しい花が白鳥のようだ。トウダイグサの仲間とのことだが、斑が入ることでトウダイグサとは全く違う魅力がある。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

オオアラセイトウ(アブラナ科)

紫色で葉の花(ハナナ)に似ていることからムラサキハナナとも。ハナダイコンにも花が似ているが別の属である。個人的にはアラセイトウ(ストック)よりはハナダイコンの方が似ているようにも思う。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

ヤナギ(とシダレザクラ)(ヤナギ科、科バラ科)

ヤナギとシダレザクラが共に花を咲かせていた。桜のピンクと柳の緑のコントラストがきれいだ。どちらも細長い枝が垂れ下がっている様子が絶妙に美しかった。足下には先日の雨で落ちた柳の花がまとまっており、一瞬ぎょっとした。 ~こちらの記事もおすすめ~…

シバザクラ(ハナシノブ科)

シバザクラが咲き始めていた。一つ一つの花はその名の通り桜のようにきれいだ。また、これから開花が進むと一面がピンクの絨毯のようになりとてもきれいで、日本各地のシバザクラの名所が例年テレビで取り上げられている。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashit…

ポピー(ケシ科)

品種は分からないがポピーの蕾が張り裂けそうなくらいパンパンに膨らんでいた。咲いた花は非常に派手で鮮やかなのだが、毛がたくさん生えた花茎や蕾は食虫植物のようでちょっと恐い。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

カタバミ(カタバミ科)

別記事で紹介したムラサキカタバミの仲間。実は熟すと中の種が弾け飛ぶ仕掛けとなっており、遠くまで種を散布することができるようになっている。種の写真はオッタチカタバミのもの。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

カノコソウ(オミナエシ科)

林の中の陽だまりにカノコソウが群生していた。太陽に向かってまっすぐ伸びた茎の先には、ほのかなピンク色の蕾と小さくてかわいらしい花がたくさん付いていた。名前は蕾が染めものの一種である「鹿の子絞り」に似ていることから名付けられたそう。 ~こちら…

ミツカドネギ(ヒガンバナ科)

アリウム・トリケトラムとも。花の色合いはハナニラにも似ているが、釣鐘状の形や内側の模様は独特できれいだ。名前は花茎の断面が三角の形をしていることから。全草が食べられるそうで球根もピクルスなどにして食べられるそう。 ~こちらの記事もおすすめ~…

アミガサユリ(ユリ科)

バイモユリとも。釣鐘のように花は下を向いて咲いており中を覗くのは難しい。花の付き方や色合いはキキョウ科のホタルブクロを連想させる。貝母(バイモ)は生薬としても昔から使われているそうだ。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

ウマノアシガタ(キンポウゲ科)

キツネノボタンにも似た花が咲いていた。葉や実の形からおそらくウマノアシガタと思われる。葉の形を馬の足形に見立てたものらしいが、個人的にはあまりそうは見えない。光沢のある花弁を持つ花が美しい。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.c…

ノヂシャ(スイカズラ科、オミナエシ科)

道端に小さくて可愛い花が咲いていた。一瞬キュウリグサかとも思ったが枝や花の感じが異なるのでとりあえずパシャリ。後で調べてみるとノヂシャという植物だそう。キュウリグサに似ていると思ったがムラサキ科の植物ではなかった。欧米では若葉をサラダにし…

アケビ(アケビ科)

アケビの花が咲いていた。雄花と雌花があるが、写真中央の大きな物が雌花でその下の小さめのものが雄花である。上3つの写真は三つ葉アケビで雌花も雄花も濃い紫色をしており花数は少なめ。下3つの写真は五つ葉アケビで雌花のみやや濃い目の紫色をしており花…

フサアカシア(マメ科)

ミモザとも呼ばれることもあるが、本来ミモザはオジギソウのことを指すそう。庭木としてよく植えられるギンヨウアカシアよりも巨木となり葉は長い。咲き終わりの時期でピークの見頃ではなかったがそれでも周りで桜が咲く中で存在感を示していた。 ~こちらの…

チューリップ(ユリ科)

チューリップがかわいらしい花を咲かせていた。雨に濡れていい感じだ。和名は鬱金香(うこんこう)と言うそうでウコンに似た香りがすることから名付けられたそう。地面に生えたものはもちろん、切り花や花束にしてもかわいくて良い。 ~こちらの記事もおすす…

スキミア(ミカン科)

赤く丸い物が密集しており、実かと思ったがスキミアの蕾だった。後日見に行くときれいな花を咲かせていた。ジンチョウゲのように蕾は赤いが咲くと白い花になる。ミカン科という点も驚きだが、花の形は確かに似ているかもしれない。 ~こちらの記事もおすすめ…

アメリカフウロ(フウロソウ科)

あちこちでよく見かける雑草。その名の通り北アメリカ原産の帰化植物である。フウロとはコの字に囲われた暖かい場所のことだそう。昨日の雨で少し汚れてはいたが小さくかわいらしい花をつけていた。近縁の園芸品種にはさらに可愛い花をつけるものがある。 ~…

シュンラン(ラン科)

シュンランが見頃を迎えていた。その名の通り春に咲く代表的なランである。他のランの仲間と同じく蘭菌との共生関係にあり、光合成と共に菌からも栄養供給を受けている部分的従属栄養植物である。透き通った白い部分と淡い緑の部分の色合いが妖艶な印象であ…

オオマツユキソウ(ヒガンバナ科)

スノーフレーク、スズランスイセンとも。草型はスイセンそのものだが、小さく鈴蘭のように釣鐘型の花が何ともかわいらしい。花弁の先端に入っている緑の斑点が良いアクセントとなっている。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

散歩中に見かけた物・動物たち2

コケ コケの花 全然逃げないハクセキレイ くつろぐ猫 くつろぐ猫2 よく分からないキノコ イヌノフグリとアブラムシを狙う?テントウムシ ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

ヤブタビラコ(キク科)

前日の雨で植物体は汚れていたが、中心に黄色いきれいな小さい花を元気に咲かせていた。コオニタビラコかとも思ったが、生えていた場所や全草の形、花びらの数や形からしてヤブタビラコではないかと思う。葉が土で汚れている分中心の汚れていないきれいな花…

ソメイヨシノ(と冬桜)(バラ科)

いよいよソメイヨシノが開花した。まだ1~2分咲き位なので来週末が見頃か。今の季節は色々な種類の桜に出会えて楽しい。ソメイヨシノを撮影した公園では他にもオオシマザクラや冬桜(3枚目の写真)などが咲いており、季節の移り変わりを感じる。 <4/2追記>…

イヌカキネガラシ(アブラナ科)

暖かくなりイヌカキネガラシが元気よく育っていた。横に広がって垣根のようになるカキネガラシと花が似ていることから名付けられたそうだが、草型は全く異なり縦に伸びるタイプで垣根の面影は無い。アブラナ科の花は似ているものも非常に多いのでそれで名付…

ボケ(バラ科)

紅白のボケがきれいな花を咲かせていた。ボケとはひどい響きの名だが、花はそんな名前の植物とは思えないほど美しい。花だけアップで見ると同じバラ科のウメにも似ている。枝にはトゲがある場合も多いため注意が必要。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.h…

コノテヒバ(ヒノキ科)

コノテガシワとも。写真は雌花と思われ同じ株に雄花も咲く。「児の手檜葉」と書き、葉が子どもの手のような形をしていることから名付けられたそう。「児の手柏の二面」という言葉があり、コノテガシワの葉の裏表が区別しにくいことから「二面または両面があ…