~ネジバナ~
~はじめに~
本日ご紹介するのは「ネジバナ」です。花が螺旋状に付くという珍しい特徴をもった花です。ラン科には珍しく、割と都会の草地でも見かけることができます。
~ネジバナの思い出~
ネジバナは、その特徴的な花の付け方から古くから園芸家に愛されてきたそうです。私も小さい頃にこの花を初めて見たときからこの花の虜になっており、除草などの際に見かけたときはネジバナだけ残して起きます。多年草なので、毎年同じ場所に生えてくるため、前の年にネジバナを見つけたときは次の年に花が咲くのを楽しみに待っています。前述したとおり、これまでご紹介してきた野草と違って、割と都会でも草地があれば見かけることができるのも、この花の素晴らしいところです。花が咲くまでは、まず気付かないと思いますが、花が咲くとその細長い花芽が草地から顔を出し、ピンクの美しい花を魅せてくれます。そんなに珍しくはないのに、荒れた草地でこの花を見かけるとホッとしてしまいます。
~ネジバナ関連情報~
ネジバナのねじれには右回りと左回りがおよそ1:1で存在し、一つの遺伝子によって制御されているそうです。また、たまにネジれないネジバナ変異体もあるそうです。ネジれていないネジバナ・・・一度見てみたいものです。そもそもなぜねじれるのかと言うことについては、まだ解明されていないそうです。まあ、誰だってネジれてみたくなるときもありますよ。英明はLady's tresse(貴婦人の編んだ髪)というそうです。おしゃれですね~。
こちらの記事もおすすめ!