ヤマハッカのかわいらしい花が咲いていた。ハッカとついているが葉に香りはない。上の花弁に斑点がないものはイヌヤマハッカとされるそう。以前ご紹介したアキノタムラソウやタツナミソウにも似ている。
~こちらの記事もおすすめ~
ノハラアザミが咲いていた。以前ご紹介したノアザミと似ているが、秋に花を咲かせ、総苞片という紫の花の下の部分についているトゲトゲが斜め上を向いているのが特徴だそう。個体差はあるがこの個体はあまりとげとげしさを感じないひょろっとした印象。同じアザミでも種類によって趣が異なって面白い。
~こちらの記事もおすすめ~
きれいなガマの穂が出ていた。ガマは水辺に生える草を意味するそう。茶色の太い部分が雌花穂でその上に少し間が離れて雄花穂がつく点で他のガマと異なる。蒲鉾の漢字にも入っている通り、蒲鉾の名前の由来(竹に巻いて焼いた様子が似ていることから)になっている。薬用にも用いられる。
~こちらの記事もおすすめ~
コキアとも。赤く色づいた姿がなんとも美しい。名前は乾燥した茎を箒に使うことから。紅葉が美しい印象が強いが、実は食用にもなるそうで秋田では郷土料理・とんぶりとして食されているらしい(観賞用品種と食用品種がある)。また、実は薬用にもなるそうで多方面から人間の役に立つ植物である。
~こちらの記事もおすすめ~
チヂミザサがたくさん花を咲かせていた。名前は笹のような葉が縮れて波打っていることから(写真ではわかりづらいが)。いわゆるひっつき虫の一種で実から出る粘液によりくっつく。この時期山に入るといつの間にか付いており、強くくっついているわけではないが粘液でまとわりついて厄介である。
~こちらの記事もおすすめ~
山の斜面にヤブタバコが生えていた。名前は下のほうの葉がナス科のタバコに似ていることに由来するそうだが、こちらはキク科で全く違う植物である。花はキク科そのもので、目立つ花弁はないがなんとなく目を引く花だった。以前ご紹介したサジガンクビソウの花と似ている。
~こちらの記事もおすすめ~