日本の野草図鑑~懐かしい草花~

日本の野草図鑑~懐かしい草花~

自然育ちの私が好きな野草や花卉、野菜について語っています。

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

トウゲシバ(ヒカゲノカズラ科)

被子植物の様だがシダ植物である。きれいな見た目から観賞用にも用いられる。葉の付け根に虫のように胞子嚢がいっぱいついている。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

サザンカ(ツバキ科)

冬に咲く美しい花の代表格。童謡「たきび」にも登場することで有名。椿と似ているが、椿は花が終わると花ごと落ちるが、サザンカは花びらが一枚ずつ散っていく。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

ヤブコウジ(サクラソウ科)

赤い実が一つだけなっている姿がなんとも可愛らしい。別名・十両とも呼ばれ、千両・万両・百両などと合わせて正月の縁起物とされる。寿限無の名前の中に登場することでも有名。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

クコ(ナス科)

クコの実という呼称は聞いたことがある方も多いはず。食用のものは写真のものとは品種が違うのかもしれない。鮮やかなオレンジ色の果実をつける。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

ハコベ(とハコベの近縁種)(ナデシコ科)

「はこべら」として春の七草の一つに数えられる(主にコハコベを指す)。写真は上がおそらくミドリハコベ(もしくはコハコベ)で、下は近縁種のノミノフスマではないかと思う。ひよこ草(checkweed)とも呼ばれる。雑草の中でも特に小さい花だがよく見るとか…

ヨモギ(キク科)

最も食べたことのある人の多い雑草かもしれない。よもぎ団子などおいしい。薬用効果もあり漢方の原料としても使われるそう。昔に比べるとあまり見かけなくなった。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

セリ(セリ科)

春の七草としても有名な食用にできる雑草。田んぼの脇など水辺に生えるが、近年ではあまり見かけなくなった。ドクゼリなど似ているが食べられないものもあるため注意が必要。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

菜の花(アブラナ科)

菜の花はアブラナ科の植物の花を広く指す。アブラナはその名の通り種から油(菜種油)が採れる。春の花のイメージがあるが、冬場の寒い時期から多くはないが咲いているものを見かける。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

シロバナタンポポ、セイヨウタンポポ(キク科)

こちらも非常に有名な雑草だろう。黄色のセイヨウタンポポは萼がめくれているか否かでニホンタンポポと見分けるそう。きれいな花だが、花や葉を摘むと白い汁が出てきて、それが肌につくと痒くなる方もいるのでご注意。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.h…

シロツメクサ(マメ科)

白クローバーとして最も有名な雑草かもしれない。名前は外国からの荷物に緩衝材として詰められていたことに由来するそう。牧草としても用いられ、マメ科で痩せた土地でもよく育ちカバープランツとしても有用だが雑草としては手強い。 ~こちらの記事もおすす…

イヌホオズキ(ナス科)

ナス科らしい花や実をつける。子供のおままごとなど遊びにもよく使われる。食用には向かずバカナスとも呼ばれる。霜が降りると枯れてしまうが割と寒い時期まで咲き残っている。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

ウバユリ、タカサゴユリ(ユリ科)

細長いのがタカサゴユリ、丸いのがウバユリの種が入っていたところで、中に薄く軽い種がみっちり詰まっている。種が飛んだあとの殻はまるで食虫植物の様で、観賞用にも使われる。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

ナンテン(メギ科)

冬の赤い木の実として真っ先に思い浮かぶ。雪が積もった際には白と赤のコントラストが美しい。雪だるの目やボタンにも使われる。多くの木の実は冬を前に鳥たちに食い尽くされてしまうがナンテンはいつも残っているためあまり美味しくないのかもしれない。 <…

ムラサキカタバミ(カタバミ科)

よく見る黄色い花のカタバミのムラサキ版である。カタバミと同じく葉はハート型で、引っ張り合いができる。花はカタバミより大きめで鮮やかな紫色が美しい。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

キュウリグサ(ムラサキ科)

その名の通り葉を揉むとキュウリの匂いがするそう(感じ方には個人差がありますが)。花はごく小さいがよく見るとかわいい。それもそのはず、この花は園芸品種の勿忘草の近縁種である。よく見ないと気づかないがこうした小さいがかわいい雑草は実はたくさん…

ホトケノザ(シソ科)

ホトケノザと聞くと春の七草のひとつのコオニタビラコを思い浮かべるかもしれないが、実はこちらの花も同じ名前だ。紫の細長い花には蜜があり吸うと甘く、密を吸ったあとは空気を上手く吹き込むと音のなるおもちゃとなる。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashit…

オオジシバリ(キク科)

おそらくオオジシバリかと思うが似ているものが多いので分からない。黄色一色でなく黒が入っていることでカッコよさが漂う。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

ナズナ(アブラナ科)

春の七草として有名な草。よく見ると花もかわいい。アブラナ科らしい形をしている。ロゼット葉も美しい。また、実はハートのような形をしており可愛らしい。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

ハダカホオズキ(ナス科)

その名の通り、ホオズキが薄い膜のようなもので実が覆われているのに対して、ハダカホオズキは実が露出している。花はナス科特有のものでトマトなどに似ており、熟すとオレンジになりこれもトマトに似ているが、多くのナス科植物が実を下向きにつけるのに対…

バショウ(バショウ科)

数メートルにもなる巨大な外観だが、木ではなく一応多年草に分類される。外観はバナナとほぼ同じで、写真奥に小さく写っているように、花や実もバナナとそっくりであるが、食用には向かないそう。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

ミツバ(セリ科)

スーパーでよく見かける糸三つ葉は細長いが、水耕栽培せずに自生しているものは写真のような短めである。しかしながらその独特の香りは健在で、非常に美味しい。買ったものよりも自生しているもののほうが香りが強いような気もする。 <5/14追記>ミツバの花…

ジャノヒゲ(キジカクシ科)

蛇のヒゲのような葉っぱから名付けられたのだろう。私の地方ではリュウノヒゲと呼ぶ。葉も独特だが、何よりその実は自然界の物とは思えないほど鮮やかな青色をしている。この実は中に核がありその周りを柔らかな果肉が覆っている。この実を細竹に詰めて押し…