オシロイバナが咲いていた。花は日中は閉じ、夕方や明け方に開く。花の色が斑入りになるのは、トランスポゾンという動く遺伝子(転移因子)があり、これがベタレインという色素の合成に関わる遺伝子内に入ったり抜けたりすることで色素が作られたり作られなかったりする部分ができるためである。一つの植物の中に様々な花色が混ざっていてとてもかわいらしい。また、花が咲いた後には手榴弾のような形の真っ黒な実ができ、中を割ると茶色い薄皮の中に白い粉(胚乳)が詰まっており、これがおしろいに似ていることから名付けられた。
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