日本の野草図鑑~懐かしい草花~

日本の野草図鑑~懐かしい草花~

自然育ちの私が好きな野草や花卉、野菜について語っています。

コムラサキシキブ(シソ科)


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秋に小さな紫色の実をたくさんつけて人々の目を楽しませてくれるコムラサキシキブ。今は昨年の実の残骸が残るのみ。夏には花が楽しめる。シソ科というのは個人的には意外だった。

<5/29追記>ムラサキシキブの花が開花までもう一歩のようだ。

<6/18追記>コムラサキシキブが咲き始めた。ムラサキシキブの醍醐味は実かもしれないが、花も紫色でかわいらしい。

<9/4追記>コムラサキシキブの美しい紫色の実がびっしりと付いていた。花も美しいが名前の由来にもなっている美しい紫色の実はまだ9月だが秋の到来を感じさせる。

<11/5追記>ムラサキシキブの実を見かけた。コムラサキと比較すると実が少ない分華やかさは少ないがこちらの方が味があって私は好きだ。

 

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ハエドクソウ(ハエドクソウ科)


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細長い花穂に小さなかわいらしい花が咲いていた。何かシソ科の野草かと思ったがハエドクソウだった。確かに花の形は同じハエドクソウ科の野草に似ている。名前は、根を煮出した汁を紙に吸わせてハエ取り紙にしていたことに由来するらしい。

 

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タイワンレンギョウ(クマツヅラ科)


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デュランタとも。暑さに強く夏場にきれいな花を咲かせる。クマツヅラ科らしい花の形と白っぽく縁取られた色合いがかわいらしい。開花期間が長く、夏の間きれいな花を楽しませてくれる。

 

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ササゲ(マメ科)


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ササゲと思われる野菜が植えられており、2つの鞘の中央に花をつけるという面白い花の咲き方をしていた。大きな花はきれいな薄紫色でマメ科らしいかわいらしい花だ。

 

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ラッカセイ(マメ科)


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ラッカセイが太陽の下元気に育っていた。マメ科らしい形の黄色い花は受粉すると付け根から子房柄を伸ばし、これが地中に潜って落花生となる面白い植物である。

<10/15追記>落花生が収穫されていた。おそらくしばらく乾燥させてから収穫するためにすべて抜いて逆さまに置かれていた。畑一面がそのようになっており圧巻だった。地中にはしっかり落花生ができているようだ。

 

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カノツメソウ(セリ科)

 

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カノツメソウが小さなかわいらしい白い花をたくさん咲かせていた。名前は根の形が鹿の爪に似ていることに由来するそう。ツルカノコソウにも似ている。花弁はよく見ると反り返ったようになっていてかわいらしく、野草を通り過ぎずに良く見る喜びを感じる。

 

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ヤブミョウガ(ツユクサ科)


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ヤブミョウガが森の中で見頃を迎えていた。名前は藪に生え葉の形がショウガ科のミョウガに似ていることに由来するが、全く異なる植物である。真っ白なかわいらしい花はアップで見るとよりかわいらしく、群生している姿も圧巻である。花が咲いた後にできる青っぽい実も特徴的だ。

 

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キツネノカミソリ(ヒガンバナ科)



キツネノカミソリが見頃を迎えていた。なんとも言えない色合いと繊細な形が美しい。色こそ異なるが、花や蕾の形はヒガンバナそのものである。ヒガンバナはその名の通り彼岸に、キツネノカミソリはお盆頃に咲くため区別は容易だ。名前はカミソリのような葉の形と、キツネノ体色のような花色から来ているそう。ヒガンバナと同様鱗茎は有毒だが毒抜きして食用にしていたらしい。

 

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ヤブマオ(イラクサ科)


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ヤブマオ(もしくはメヤブマオ)と思われるイラクサ科の草が花をつけていた。アップで見るとクリの雌花のような形をしている。「マオ」とはカラムシの別名であり、カラムシと同様に茎などから繊維を取って利用されていたらしい。

 

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サジガンクビソウ(キク科)


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サジガンクビソウが特徴的な花を咲かせていた。名前は匙のような根生葉とキセルの「雁首」のような花からきている。キク科の花から花弁を取り除いたような花をしている。

 

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ツリガネニンジン(キキョウ科)


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ツリガネニンジンがたくさん蕾をつけていた。蕾の形や開いた花の形は同じキキョウ科のホタルブクロに似てとてもかわいらしい。名前は釣鐘状の花と朝鮮人参のように太い根から名付けられたそう。ハクサンシャジンやソバナにも似ている。

 

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ヌスビトハギ(マメ科)


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ヌスビトハギが山間にたくさん生えていた。名前は特徴的な実の形が盗人の足跡の形に似ていることに由来するという説がある。アレチヌスビトハギと同様ひっつき虫の一種でかぎ爪の付いた実は服などにくっつく。花は小さいがマメ科らしいかわいらしい花である。

 

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トキワハゼ(ハエドクソウ科、サギゴケ科)


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草地のトキワハゼのかわいらしい花ががたくさん咲いている。葉が常緑で果実がはぜて種子を散布することから。同じハエドクソウ科のムラサキサギゴケと花はよく似るが、開花時期や花の上唇の形、草型などが異なる。ウリクサやアゼナなどもの似ており、花だけで見分けるのは大変である。

 

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フジカンゾウ(マメ科)


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フジカンゾウの美しい花が見頃だ。名前は花が同じマメ科のフジに、草型が同じマメ科カンゾウに似ていることから名付けられたそう。マメ科らしい花の形をしており、花の色は正に藤色で美しい。

 

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クサギ(シソ科)

 

クサギのかわいらしい花が咲き始めた。名前は葉を揉むと悪臭がすることから。実は特徴的な萼と青っぽい特徴的な色をしている。ミカン科のコクサギとは名前の由来は一緒だが全く異なる植物である。

<10/1追記>クサギの赤いが目立っていた。羽根つきの羽のような形がかわいらしい。

 

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