日本の野草図鑑~懐かしい草花~

日本の野草図鑑~懐かしい草花~

自然育ちの私が好きな野草や花卉、野菜について語っています。

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ネズミモチ(モクセイ科)

実がネズミの糞のようで、葉がモチノキに似ていることから名付けられたそう。悪条件でも育つため街路樹や生け垣によく見られる。実は薬用になる。 <5/29追記>ネズミモチがあちこちで花を咲かせている。名前の由来とはにつかないかわいらしい花だ。 ~こち…

ヤツデ(ウコギ科)

その名の通り、葉が8つに分かれていることが多いが、中には数が異なる物も見られる。「天狗のうちわ」とも呼ばれ天狗が持っているイメージを持っている方も多いかもしれない。実は拡大するとスイカのような縦縞が見られる。 ~こちらの記事もおすすめ~ashit…

シャリンバイ(バラ科)

実だけ見るとブルーベリーのようだが、歩道横に植えられているシャリンバイである。実は食用には向かないが、染めものなどに使われるそう。花は名の通りウメに似ており、写真は1輪だけ狂い咲いていたがまとまって咲いた様はとてもきれいである。 〈4/24〉シ…

ハボタン(アブラナ科)

園芸植物として人気のハボタン。写真は葉がチリチリなタイプで、紫の濃い部分は海藻のようにも見える。花でなく葉で目を楽しませてくれ、門松にも使われることで有名。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

ハルジオン(キク科)

以前ご紹介したとおりヒメジョオンと似ているが、花びらが細く、葉が茎に巻き付くように付いていることが特徴。上の写真の物は紫色が濃く、冬場で花をつけた雑草が少ない中で目立っていた。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

スイセン(黄)(ヒガンバナ科)

黄色いスイセン。白いニホンスイセンは黄色い中心部と白い花弁のコントラストが美しいが、こちらは全て黄色で派手な印象。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

グランドモナーク(ヒガンバナ科)

ニホンスイセンと同じ房咲き水仙で、花弁が細長く尖っているのが特徴。どちらが好きかは好みによるが、それぞれ違った魅力を持っている。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

ツバキ(ツバキ科)

木へんに春と書くとおり冬から初春に花を咲かせる。以前ご紹介したサザンカと混同される場合が多く、葉の大きさや葉柄の毛の有無、花の散り方などで見分けられる場合が多いが、園芸品種が多く区別が困難なものも多い。どちらも綺麗なのであまり気にせず楽し…

スイートアリッサム(アブラナ科)

和名はニワナズナで、その名の通りナズナの花に似ているが、花が房状に密集して咲く。カラーバリエーションも豊富で様々な色で楽しませてくれる。栽培も比較的容易でパンジーなどと共に花壇などによく植えられている。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.h…

カンシロギク(キク科)

ノースポール、クリサンセマムの名でご存じの方も多いかもしれない。花はマーガレットによく似ており、純白の花弁と黄色い中心部のコントラストが美しい。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

アロエ(ススキノキ科)

キダチアロエの花が咲いていた。葉だけの時は刺々しく地味なアロエだが、花が咲くと急に華やかになる。薬用植物としてとても有名で、別名「医者いらず」とも呼ばれる。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

ツツジ(ツツジ科)

通常4月頃に咲くが、数輪だけ狂い咲きしていた。通常の緑の葉と花も良いが、紅葉した葉と花の組み合わせもまた味わいがある。春が待ち遠しのは人間だけではないのかもしれない。 〈4/16〉長い冬を終え、ツツジが咲き始めた。たくさんの蕾が一斉に膨らみ我先…

スミレ(スミレ科)

有名な雑草だが近年見かけにくくなったように思う。きれいな紫色の花は冬の大地に映え、目を引く。花の後ろの筒の部分に蜜が溜まっており美味しい。下の方のスミレは都心部で見かけたもので、上のものとは花の色や形が異なる。雑種も多いらしく種類はわから…

ウメ(バラ科)

天気は良いが風が強く寒い中出かけたら綺麗なウメと出会うことができた。まだ咲き始めで花の数は多くなく、辺りに香りが漂ってはいなかったが、蕾と花の割合が絶妙で良いタイミングで出会えた。まだまだ寒い日が続きそうだが、春が少しずつ近づいているのか…

クロガネモチ(モチノキ科)

若い枝が黒っぽいことから名付けられたそう。「苦労がない」「金持ち」に通ずることから演技がよい。庭木や街路樹としてよく植えられている。モチノキの仲間。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

春の七草

1月7日ということで、春の七草を再掲載。家の周りに自生しているものだが、年々見つけるのが難しくなっているように思う。 今年も健康に過ごせることをお祈りいたします。 せり(セリ、セリ科) セリ(セリ科) - 日本の野草図鑑~懐かしい草花~ なずな(ナ…

イソギク(キク科)

磯菊の名の通り、海辺に自生する日本固有種の菊。よく見かける園芸品種の菊と比較すると花一つ一つは小さいが、小さい花がまとまって咲く姿は花束のようで可愛らしい。地下茎で横に広がる。 ~こちらの記事もおすすめ~ ashito2.hatenadiary.com

ガザニア(キク科)

公園などで見かける。曇っていたので閉じ気味だが、天気が良いと元気良く開く。写真は白色だが他にもカラフルな色合いのものがあり、鮮やかで美しい。 〈5/4追記〉黄色いガザニアを見かけた。品種はわからないが、色や模様が異なるだけでまた違った美しさが…

ゲンペイシモツケ(バラ科)

明けましておめでとうございます。 お正月ということで、紅白で演技の良い花でも。 シモツケの園芸品種の一つ。シモツケとは「下野(現在の栃木県)」のことで、そこで発見されたことに由来するそう。ゲンペイシモツケは一つの株に紅白2色の花が咲くことから…