小石川植物園にて。オオシマコバンノキという大きな木が繁茂していた。大きさは全く異なるが、同じトウダイグサ科のハイニシキソウや、コミカンソウに似ている(オオシマコバンノキはコミカンソウ科に分類されることもあるそう)。葉の形はまさしく小判のよう。実にはハナホソガがもれなく寄生しているそうで、花粉を運んで受粉してあげる代わりに花に卵を産み付け、幼虫は種子の一部を食べるという「絶対送粉共生関係」にあるらしい。
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小石川植物園にて。スミレ色の可愛らしい花が咲いていた。ムシトリスミレの仲間で、葉から粘着性のある消化液を出して獲物をとらえる食虫植物だ。食虫植物らしからぬ可愛らしい花だ。葉は分厚そうに見えるが手をかざすと透けるほど薄い。
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小石川植物園にて。大好きなキキョウ科の花が咲いていた。ホタルブクロのように細長い袋状をしている。千島列島で最初に採取されたことが名前の由来。いつまで見ていても飽きないかわいらしさがある。
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小石川植物園にて。林床にひっそりとキツネノマゴ科らしき花が咲いていた。おそらくハグロソウではないかと思われる。名前の由来にもなっている通り葉は暗緑色をしている。対象的に明るい色の花がとてもかわいい。
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小石川植物園にて。林の中にタイワンニンジンボクが花を咲かせていた。日陰のせいもあってか以前ご紹介したセイヨウニンジンボクよりもひょろっとして花の密度も低いが、こちらの方が風情を感じる。大きな木だが花はよく見るとシソ科らしい。実が薬用にも用いられるそう。
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