日本の野草図鑑~懐かしい草花~

日本の植物図鑑~懐かしい草花~

田舎育ちの私が身近で見かけた草花や木花、野菜などについて紹介しています。

オオシマコバンノキ(トウダイグサ科、コミカンソウ科)

小石川植物園にて。オオシマコバンノキという大きな木が繁茂していた。大きさは全く異なるが、同じトウダイグサ科のハイニシキソウや、コミカンソウに似ている(オオシマコバンノキはコミカンソウ科に分類されることもあるそう)。葉の形はまさしく小判のよう。実にはハナホソガがもれなく寄生しているそうで、花粉を運んで受粉してあげる代わりに花に卵を産み付け、幼虫は種子の一部を食べるという「絶対送粉共生関係」にあるらしい。

 

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チギ(ホルトノキ科)

小石川植物園にて。クラゲのような変わった形の花が咲いていた。チギという変わった名前らしいが由来はわからないらしい。科名の「ホルトノキ」は「ポルトガルの木」が訛ったものらしく、ポルトガルのオリーブに似ていることに由来するらしいが、本種はそこまでオリーブにはあまりにていない。

 

 

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ムシトリスミレ(タヌキモ科)

小石川植物園にて。スミレ色の可愛らしい花が咲いていた。ムシトリスミレの仲間で、葉から粘着性のある消化液を出して獲物をとらえる食虫植物だ。食虫植物らしからぬ可愛らしい花だ。葉は分厚そうに見えるが手をかざすと透けるほど薄い。

 

 

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散歩3

トクサ科の植物。サイズは異なるが同じトクサ科のスギナ(ツクシ)にそっくり。

 

Dorimiopsis btryoides (クサスギカズラ科)

 

 

 

 

Tradescantia zebrina(ツユクサ科)

 

キョウチクトウ科ホヤ属(サクララン属)の花々

 

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ヤナギラン(アカバナ科)

小石川植物園にて。ヤナギランが少し咲き残っていた。葉がヤナギのように細長く、花がランに似ていることから名付けられたが、ヤナギでもランでもなくアカバナ科の植物である。同じアカバナ科のハクチョウソウに花の形はよく似ており、色はユウゲショウににてかわいらしい。

 

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クルマユリ(ユリ科)

小石川植物園にて。冷温室でクルマユリがひときわ目立つ花を咲かせていた。名前は茎に葉が輪生することに由来する。写真の者は赤い斑点が少なめだが花はオニユリに似ている。輪形は食用とされる。

 

 

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ユキワリソウ(サクラソウ科)

小石川植物園にて。ユキワリソウの花が咲いていた。ミスミソウのことを別名雪割草と呼ぶこともあるが、和名としてはこちらがユキワリソウ。園芸品種のサクラソウにも似た形をしており、かつ園芸種にはない野性味もありかわいらしい。

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チシマギキョウ(キキョウ科)

小石川植物園にて。大好きなキキョウ科の花が咲いていた。ホタルブクロのように細長い袋状をしている。千島列島で最初に採取されたことが名前の由来。いつまで見ていても飽きないかわいらしさがある。

 

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シラタマノキ(ツツジ科)

 

小石川植物園にて。シラタマノキというおいしそうな名前の植物があった。その名の通り白玉のような真ん丸で真っ白な実をつけていた。最初はツツジ科の花の形に似ているということもあり白いものは花かとも思った。実は食べられるが湿布のような匂いがするそう。

後日、花も撮影したが実とそっくりで真っ白なかわいらしい花だった。

 

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ビランジ(ナデシコ科)

小石川植物園にて。冷温室にナデシコ科らしいピンクのかわいらしい花が咲いていた。山地の岩場に生えるそうで、変わった名前だが由来は不明。山に行ってこんなかわいらしい花を見かけたら感動しそうだ。

 

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オオハンゲ(サトイモ科)

小石川植物園にて。ハグロソウの隣にオオハンゲが咲いていた。葉は三つ葉のような形をしている。花は同じサトイモ科のカラスビシャクによく似ている。名前はカラスビシャクの漢名が「半夏」で、それに似て大きいことに由来する。カラスビシャク同様薬用に用いられる。

 

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ハグロソウ(キツネノマゴ科)

小石川植物園にて。林床にひっそりとキツネノマゴ科らしき花が咲いていた。おそらくハグロソウではないかと思われる。名前の由来にもなっている通り葉は暗緑色をしている。対象的に明るい色の花がとてもかわいい。

 

 

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タイワンニンジンボク(シソ科)

小石川植物園にて。林の中にタイワンニンジンボクが花を咲かせていた。日陰のせいもあってか以前ご紹介したセイヨウニンジンボクよりもひょろっとして花の密度も低いが、こちらの方が風情を感じる。大きな木だが花はよく見るとシソ科らしい。実が薬用にも用いられるそう。

 

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クサレダマ(サクラソウ科)

小石川植物園にて。オカトラノオの近くにクサレダマも咲いていた。花穂の形は違うが、同じサクラソウオカトラノオ属だけあって葉や花の形はそっくりだ。名前はマメ科レダマという植物に花(形ではなく色?)が似ている草ということらしい。硫黄草の別名がある通り鮮やかな黄色が美しい。

 

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オカトラノオ(サクラソウ科)

小石川植物園にて。オカトラノオが咲き始めていた。名前に違わぬ見事な花穂だ。まだ根本しか開花していなかったが全体が開花すると太さとふんわり感が増しより虎の尾っぽくなるだろう。

<7/5追記>後日花が咲き進んだものを撮影できた。下の方の花はもう枯れ始めているが、正に虎の尾といった感じだ。

 

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