花壇のサルビアが見ごろを迎えていた。一面真っ赤な絨毯のようで非常にきれいだ。細長い花の部分のみでなく、花茎や萼も赤いため長い間鑑賞することができる。花を萼から抜いて根元を吸うと甘い蜜がおいしい。
~こちらの記事もおすすめ~
花が咲くと縁起が良いといわれることから「吉祥草」と呼ばれるそう。細長い花茎が伸びて秋口に同じキジカクシ科のヒヤシンスにも似ているような花を咲かせる。花が咲いた後にできる赤く丸い実もかわいらしい。
<11/5追記>キチジョウソウの花がひっそりと咲いていた。長い葉が生い茂った中にひっそりと咲いているため近づいてかき分けてみないとわからない。細長い花穂の下の方から花が咲いていくようだ。見つけられたことがうれしくなるようなかわいらしい花だ。
~こちらの記事もおすすめ~
テイショウソウの蕾が上がってきていた。夏の終わりから秋にマンサクのような変わった形の花をつける。名前の由来は分からないそう。写真のように新葉は模様が無いが、成熟すると斑入りのように部分的に白っぽくなる。花が咲く頃にまた来てみたい。
<11/5追記>テイショウソウの花が咲いていた。花弁がくるくるとカールしていて独特な雰囲気を持った花であるが、見ていれば見ているほどかわいらしく思えてくる味のある花だ。
~こちらの記事もおすすめ~
タンキリマメがたくさん実をつけていた。赤い鞘と黒光りする種子がきれいだ。名前は種子を飲むと痰が止まるとされていたことに由来し、痰が止まるかは定かではないが薬用になるそう。種子は光沢があり硬く、子供の頃は特に目的はないが秋になるとよく集めていた。懐かしさを感じる野草である。
~こちらの記事もおすすめ~
キツリフネが一株だけきれいな花を咲かせていた。周囲には黄色く紅葉した葉も多く一瞬葉かと思ったが花であった。名前の通り鮮やかな黄色が特徴のツリフネソウ科の植物で、花弁は薄く繊細だ。見たところ一株しか生えていなかったため来年もまたみられるか少々不安だ。
~こちらの記事もおすすめ~
野菊の一種でヨメナに似ているが葉がざらざらすることが特徴。名前は野生に生える紺菊という意味。雨上がりで雫のついた姿がなんともきれいだった。この時期様々な野菊が咲いているが、よく見るとそれぞれ微妙に違った魅力がある。
~こちらの記事もおすすめ~
ホトトギスが見頃を迎えていた。名前の由来にもなっている鳥の杜鵑に似た斑点のついた花が特徴的で美しい。個人的には蕾や実の様子も大好きである。写真映えするのでついたくさん写真を撮ってしまった。園芸種としても広く栽培されており、気軽に楽しめる野草である。
~こちらの記事もおすすめ~