日本の野草図鑑~懐かしい草花~

日本の野草図鑑~懐かしい草花~

自然育ちの私が好きな野草や花卉、野菜について語っています。

サルビア(シソ科)

花壇のサルビアが見ごろを迎えていた。一面真っ赤な絨毯のようで非常にきれいだ。細長い花の部分のみでなく、花茎や萼も赤いため長い間鑑賞することができる。花を萼から抜いて根元を吸うと甘い蜜がおいしい。

 

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ホウキギク(キク科)

冬を前にホウキギクが最後の花を咲かせていた。名前は先端が枝分かれして箒のように見えることから。花は数mmで非常に小さいがよく見るとキク科らしいかわいらしい花をしている。

 

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シュウメイギク(キンポウゲ科)

シュウメイギクが見ごろを迎えていた。名前は秋の終わりに菊に似た明るい花をつけることから。京都の貴船あたりに野生化していることから別名貴船菊とも呼ばれる。菊とついているがキク科ではなくキンポウゲ科の植物である。冬が近くなり花が少なくなるこの季節にかわいい花がよく目立つ。

 

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キチジョウソウ(キジカクシ科、ユリ科)


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花が咲くと縁起が良いといわれることから「吉祥草」と呼ばれるそう。細長い花茎が伸びて秋口に同じキジカクシ科のヒヤシンスにも似ているような花を咲かせる。花が咲いた後にできる赤く丸い実もかわいらしい。

<11/5追記>キチジョウソウの花がひっそりと咲いていた。長い葉が生い茂った中にひっそりと咲いているため近づいてかき分けてみないとわからない。細長い花穂の下の方から花が咲いていくようだ。見つけられたことがうれしくなるようなかわいらしい花だ。

 

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テイショウソウ(キク科)


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テイショウソウの蕾が上がってきていた。夏の終わりから秋にマンサクのような変わった形の花をつける。名前の由来は分からないそう。写真のように新葉は模様が無いが、成熟すると斑入りのように部分的に白っぽくなる。花が咲く頃にまた来てみたい。

<11/5追記>テイショウソウの花が咲いていた。花弁がくるくるとカールしていて独特な雰囲気を持った花であるが、見ていれば見ているほどかわいらしく思えてくる味のある花だ。

 

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オーデコロンミント(シソ科)

他のペパーミント類かもしれないが一応オーデコロンミントとする。ベルガモットの香りにも似ておりベルガモットミント、オレンジミントとも呼ばれる。花が集まって丸くなっている姿がかわいらしい。

 

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チェリーセージ(シソ科)

チェリーセージのかわいらしい花が沢山咲いていた。花の形や色から名前がついていると思いきや葉や花からサクランボのような香りがすることに由来するそう。赤と白のバイカラーのものが特徴的だが、赤や白単色のものもある。殺菌作用があり薬用にも用いられる。

 

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タンキリマメ(マメ科)

タンキリマメがたくさん実をつけていた。赤い鞘と黒光りする種子がきれいだ。名前は種子を飲むと痰が止まるとされていたことに由来し、痰が止まるかは定かではないが薬用になるそう。種子は光沢があり硬く、子供の頃は特に目的はないが秋になるとよく集めていた。懐かしさを感じる野草である。

 

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ブラシノキ(フトモモ科)

ハナマキとも。オーストラリア原産で名前の通りブラシのような特徴的な花を咲かせる。蕾や蕊の感じが何となくフェイジョアに似ているなと思っていたが、同じフトモモ科の植物とのこと。初夏に咲くイメージだが、二季咲きのものは秋にも花を咲かせる。写真のようにスズメバチが多く飛来している様子を見かける。

 

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ハナタデ(タデ科)

林床にハナタデがたくさん咲いていた。小さい梅に似た花とピンク色がかわいらしい。イヌタデによく似ているが、イヌタデよりも花の密度が低く、より湿気があるところを好むらしい。遠くからはそのピンク色が、近くではかわいらしい花の形が目を引く野草である。

 

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キツリフネ(ツリフネソウ科)

キツリフネが一株だけきれいな花を咲かせていた。周囲には黄色く紅葉した葉も多く一瞬葉かと思ったが花であった。名前の通り鮮やかな黄色が特徴のツリフネソウ科の植物で、花弁は薄く繊細だ。見たところ一株しか生えていなかったため来年もまたみられるか少々不安だ。

 

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ゲンノショウコ(フウロソウ科)

小さなかわいらしい花が咲いていた。ゲンノショウコといい、感じでは「現の証拠」と書き、薬用に用いられて効果がすぐに表れることに由来するそう。初めに見かけたものは紫色だったが別の場所で白いものも見かけた。どちらの色のものもあるらしいが、もしかすると他のフウロソウ科の植物かもしれない。細長い果実からロウソクソウと呼ばれたり、種が飛んだ後の鞘の形からミコシグサなどと呼ばれることもある。

 

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シラヤマギク(キク科)

シロヨメナが群生している近くにシラヤマギクも咲いていた。シロヨメナなどほかの野菊と比較すると花弁が少なめで印象はやや異なる。若い芽を食用にすることができ、ヨメナに対してムコナと呼ばれるそう。

 

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ノコンギク(キク科)

野菊の一種でヨメナに似ているが葉がざらざらすることが特徴。名前は野生に生える紺菊という意味。雨上がりで雫のついた姿がなんともきれいだった。この時期様々な野菊が咲いているが、よく見るとそれぞれ微妙に違った魅力がある。

 

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ホトトギス(ユリ科)

ホトトギスが見頃を迎えていた。名前の由来にもなっている鳥の杜鵑に似た斑点のついた花が特徴的で美しい。個人的には蕾や実の様子も大好きである。写真映えするのでついたくさん写真を撮ってしまった。園芸種としても広く栽培されており、気軽に楽しめる野草である。

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